2025.3.9・百段階段・ミニチュア展

東京・目黒の雅叙園で開催されていたミニチュア展を訪れました。中でも印象に残ったのが、「極小水槽と金魚」の展示室です。たまたま部屋を担当されていたギャラリーアテンダントの方が作者ご本人で、少しお話を伺うことができました。
数匹の金魚が泳いでいるように見える小さな水槽をどうやって作っているのか尋ねたところ、てっきりアクリル樹脂を層ごとに流し込んで金魚(粘土製)の高さを変えているのかと思いきや、実際には透明なテグスで金魚を下から固定し、一度にアクリルを流し込むのだそうです。そうしないと層の筋が残ってしまうのだとか。
聞けば聞くほど繊細で根気のいる作業。私にはぜったい無理です。


