第三の目 2004.6.28

皆さん、おはようございます。この朝礼の場で話すのは初めてになります。若干緊張しておりますが、よろしくお願いします。
本日は後ろの白板に書きました「第三の目」という題でお話します。
私の同期の○山君は、私と会うと「眉間、眉間!」「顔が怖いよ!」「そんな深刻な顔して、どーすんの!」とよく注意してくれます。
私は無意識のうちに怖い表情になっていて、眉間に”しわ”が寄っているようです。
そう指摘されて、「いかん、いかん!」と眉間の”しわ”を伸ばし、むりやり笑顔を作るようにしています。
この事で思い出したのですが、皆さんは「第三の目」というのをご存知でしょうか。
古代の言い伝えで「第三の目」というのがあって、この目は眉間にあり、顔が朗らかな状態では、しっかりと見開かれており、眉間にシワが寄っている状況では、その目が閉じているというものです。
第三の目が見開かれた状態であれば、直観力、認識力が増し、真実を見抜けるという言い伝えです。
根拠がなく、スピリチュアル的で説得力に欠けますが、そんな古代の言い伝えうんぬんより、単純に眉間にしわの寄った深刻な顔をしている人より、朗らかな表情の人のほうが、仲間として親しみやすいですよね。
眉間にしわを寄せて怒ったような顔をしていたら、周りの人(特に若者、新人)は話かけづらくなり、ちょっとした情報が入らなくなり、コミュニケーション不足で問題が発生しやすくなります。
威厳ある上司を演出し、「忙しオーラ」を放って周りの人が声をかけづらい状況にするのは、仕事を減らす方法としては良い手段かもしれませんが、そんなことをしているようでは、組織は徐々に崩壊していきます。
私のように自分では気付いていない場合もあると思います。こんな事は周りからも指摘しづらいのが現状です。
こればかりは、本人が自覚するしかないのが悩ましいところです。
ずっと第三の目を見開くというのは、今の自分にはまだ無理かもしれませんが、できるだけ第三の目が開いている時間を長くできるよう、メリハリをつけて過ごしたいと思います。
ちなみに○本君(○本君も私の同期です)は、いつもニコニコしていて完全に「第三の目」が見開かれています。もちろん、辛い時、苦しい時もあると思うのですが、人と顔を合わすときは、いつも朗らかな表情をしていて相手を和ませてくれます。
素晴らしいと思いますし、自分も見習いたいです。
ということで今日は短いですが「第三の目」という話をしました。
今週も張り切って1週間を過ごしましょう。
ご清聴ありがとうございました。
以上