第14回メルマガ・2025.5.9・リスクアセスメントとAI

お手伝いさせていただいている企業様が発行するメールマガジンの第14回をご紹介します。製品紹介や懇談会の告知は省略した形でお届けしています。

いつも弊社メールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。

先日、京葉人材育成会 会長・中村昌允先生による「リスクマネジメント」に関する講演を拝聴する機会がありました。その中で、私たちの業務に通じると感じた視点について記します。講演テーマは「コンピューター技術の進展とこれからの安全管理」でした。AI、IoT(Internet of Things)の活用により、人と機械がリアルタイムで情報を共有し、事故を未然に防ぐ仕組みが進化していること、さらにそれを実際に取り入れている企業の事例などが紹介されました。たとえば、タブレット端末、VR(仮想現実)、ICT(情報通信技術)、AI、画像認識といった技術を活用した安全マネジメントの取り組みです。

私が取り組んでいる「プロセス粉じん爆発の防護」の分野において、これらの技術をどう活かせるか、自分なりに想像を巡らせました。粉じん爆発の防護は、リスクアセスメントの結果をベースに立案します。「どの範囲に、どのような対策を行い、根拠を説明できるか」の判断はユーザー様が悩まれる部分です。これは通常のリスクアセスメントが、曖昧さや主観性かつ部分的であることが一因かもしれません。

AIやIoTの導入により、膨大な経験値、記録、統計的データーを取り込み、より緻密で体系的なアセスメントに進歩するかもしれません。また短時間で合理的な判断が下せるようになるのではないかと感じました。こうしたAI、IoTをいかに活用していけるのか、今後も学び続けていきたいと思います。先達の皆様のご指導よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA