第2回メルマガ・2022.9.22・工場見学

1.はじめに
御手伝いさせていただいている企業様が発行するメールマガジンの第2回です。会社の製品紹介や懇談会の告知部分は省略しています。
2.メルマガ
いつも弊社のメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
さて私は今年7月に、日本粉体工業技術協会、粉砕分科会と集じん分科会の合同工場見学会に初めて参加しました。工場や現場が好きであることと、プラントとプロセスを学び直したいという決意をもって協会の工場見学会に申し込みました。
直径3m超えのロータリーキルンからの放熱を、体全体で感じられるほどの近さで見学できたのは貴重な体験でした。また工場内移動のバスでは、窓から見える石炭の山々を見て、「それぞれの山の安息角が違うということは、炭種の違いか?」、「インドネシア産とオーストラリア産の石炭の違いは何?」など、粉体技術者集団らしい会話が飛び交っていたのが印象的でした。
現物を見て、触って、匂いをかいで体感した事は本を読んだり、講演を聴いたりして得る情報とは異なる「価値」があると私は信じています。今後とも、現場・現物・現実の三現主義でいきたいと思います。
3.後日談
後日談というより、メルマガを発行する前のドタバタ話です。
この文章を作成して上司に見せたところ、「協会や工場見学に協力した会社に迷惑かからないか?」と指摘がありました。
会社名、場所は伏せていますし、特に機密事項は記載していないので大丈夫と思いましたが、念のため分科会の幹事様に上記の内容を事前に送り、問題が無いかを確認してもらいました。
ところがなかなか返事がなく結局メルマガ発行期限に間に合わず別の原稿に差し替えてメルマガを発行しました。ですから上記メルマガは第1回に載せる予定の原稿でした。
後日、幹事様から「インドネシア産(最初は別の国を記載)」が正しいので修正してくださいと連絡がありました。当日は別の国との説明を受けましたが、それは少し前の状況で現在はインドネシア産の石炭が多いとの事でした。
幹事様はわざわざ工場に問い合わせて下さり、そのため時間もかかったとのことでした。幹事様や工場を見学させていただいた会社様には、お手数おかけして本当に申し訳なかったです。
上司からは「そんなことメールで聞けば、幹事さんは工場に問い合わせざるをえないでしょ」「もっとうまくできなかったのかね」と指導を受けました。
ということで今回は反省することが多かったメルマガでした。
以上