乾杯と依田勉三 2019.8.2

 皆さん、こんばんは。本日は、このようなおめでたいお祝いの会にお誘い頂き誠にありがとうございます。乾杯の挨拶を承りましたので僭越ではございますが少しばかりお話させていただきます。

Y田さん、今、乗りに乗っております。会社では、あっという間に主査兼リーダーに昇格し今週行われた組合の選挙でも役員に選ばれております。

組合役員選挙の際、私の近くにいたグループから話し声が漏れ聞こえてきました。「Y田さんには早いうちに役員やっておいてもらったほうが良いよね。すぐ組合員を外れて管理職になりそうだから…」

さもありなん、ですね。

ところで、謙虚なY田さんは自分から奥様に自慢話などはされていないと思いますので私からY田さんの自慢話をさせていただきます。

なんと、Y田さん十勝開拓の父であります「依田勉三」氏の子孫であります。

Y田さんがひとたび帯広空港に降り立てば赤い絨毯がサーとひかれ、帯広市長がお出迎え。帯広市民が旗をふり帯広体育館では歓迎のマスゲームが開催されます。

そもそも依田勉三氏は、伊豆国(今の静岡県)出身の方でありましたが、明治時代に「晩成社」という合資会社を起業し十勝に移住します。しかしながら冷害等、厳しい環境の中、開拓は困難を極めたようです。

このあたりのお話の詳細は「新しい風/若き日の依田勉三」というタイトルで映画にもなっていますので、もし機会があればDVDを見てください。

依田勉三氏の帯広開拓がなければ、中島みゆき・ドリカムの吉田美和・アナウンサーの安住氏・スピードスケートの清水氏の活躍もなかったかもしれません。また有名な北海道土産の一つ、六花亭の「マルセイバターサンド」もなかったかもしれないのです。

先祖に、このような偉人がいると自身にも同じ遺伝子が受け継がれていると思え、どんな困難も乗り越えられ気がします。良いですね。

では続きまして夫婦円満の秘訣である「三つの袋」ついてお話し…、え?、長い?

それでは、おふたりの門出を祝して乾杯したいと思います。皆様ご唱和をお願いいたします。

Y田さん、Sさん、ご結婚おめでとうございます。乾杯!